平成26年1月5日、新しい年の活動の始まり。
雲ひとつない快晴の空の下、活動の拠点である多聞団地センターで毎年恒例の新年旗揚げ式、餅つき、団関係者全員での新年懇親会が開催されました。
1.新年旗揚げ式
午前9時30分多聞中央公園に全員が集合して旗揚げ式を行いました。
開会式の前にベンチャー隊長からスカウト2名の「救急章」の取得報告がありました。続いてカブ隊の入隊式です。昨年の秋から体験で活動に参加していた男子1名がカブスカウトの仲間入りをしました。参加者全員の前でちょっぴり緊張しながら「誓いの言葉」を言った後、お母さんからネッカチーフを掛けてもらって敬礼するとみんなは歓迎の拍手で新しいスカウトを迎えてくれました。
次に新年旗揚げ式の開会式。
国旗儀礼、隊旗儀礼、ソング、カブ隊のさだめ、ボーイ隊のおきて、団委員長ならびに育成会長のご挨拶と続いて無事セレモニーが終了しました。
さぁー、これからスカウトが楽しみにしていたお餅つきです。
2.お餅つき
今年は25kgのもち米を前日にビーバー隊の冨近隊長が一人で洗ってくれました。
ボーイ隊はかまどで火の番ともち米を蒸す役どころです。おいしいお餅ができるかどうかはもち米の蒸し加減が大きく影響します。日頃のキャンプで培ったかまどの火加減のノウハウを発揮するときがやってきました。隊長や団委員の方からアドバイスをもらいながら、とても上手く蒸し上がりました。
カブ隊はお餅つきと丸め役。お餅つきはリーダーや団委員、お父さんたちに手伝ってもらいながら慣れない杵を力一杯降り下ろします。少しずつ突いては交代しながらぺったんぺったん・・・だんだん白いお餅になってきました。
お餅が突き上がると丸め役の出番。お母さん方やボーイ隊の女子スカウトが小さく取り分けたものを餅取り粉で真っ白になりながら丸めてゆきます。
中にはおでこやほっぺがまるでお化粧したように真っ白なスカウトの姿も。
終わりの方のお餅には青のりや干しエビを入れたもの作りました。
こうしてお昼過ぎに無事お餅つきも終了。
3.新年懇親会
お餅つきの後はみんなが持ち寄った材料で炊いた43団名物の「スカウト鍋」。
団委員やお母さん方が腕によりを掛けて、大鍋2杯分を炊き上げてくれました。スカウトの中には4杯もお代わりする強者も。「スカウト鍋」をお腹一杯ほうばって暖まった顔はみんなとっても満足そう。
最近、都会の家庭ではあまりやらなくなった本格的なお餅つきを体験したり、懇親会では大人から子供まで年齢や地域、世代を越えたふれあいができました。
和やかな雰囲気の中、新たな一年に向けて今年初めての活動を無事終えることができました。